「 TOEFL vs TOEIC vs 英検 」どれを受けるべきか!? 何が違うのか?
英語の試験で有名なものに、TOEFL 、 TOEIC 、英検などがあります。
これらは何が違うのでしょうか、またどれを受けるべきでしょうか?
ストレートにいうと
TOEFL = 大学受験や留学をする人向け
TOEIC = ビジネスパーソン向け
英検 = オールラウンド(級によって違う。)
< TOEFL >
主に大学受験など留学の時に、必要になる試験です。
したがって、キャンパス内での学生同士の会話、教授や職員との会話を想定された内容や学問に関する内容。例えば、数学、天文学など。
留学を目指している人は、ひたすらこちらの試験を受けることになります。
イメージとして、センター試験の英語的な意味合いというとわかりやすいかも知れません。大学などに入学するにあたっては、その大学の定めている点数以上を取得しなければいけないので、受験生は一生懸命TOEFLの点数をクリアするために、TOEFLの問題集や対策本で勉強をすることになります。
しかし、TOEFLもあくまでも机上の勉強には過ぎないので、こればかりを勉強しているとリアルな英語からは、少しかけ離れてしまいます。そうなると実際に、留学した際にリアルな英語に圧倒されて、授業や学生同士の会話について行くのに苦労することになります。
留学を目指す人は、TOEFL以外の日常会話集やスラング集なども見ておくと、実際の生活に役に立ちます。
< TOEIC >
こちらは、ビジネスパーソン向けの内容になっています。
会社や得意先などでの会話が想定されています。TOEFLよりも、少々大人な内容といいますか、社会での話ということになります。学生の人が、最初からTOEICを勉強しようとすると英語というよりも、その内容に少々戸惑うと思います。この点が、TOEICの特性です。会話の内容も、TOEFLよりも少々フォーマルです。社会人になって2−3年後になってから、TOEICを受ける方が良いと思います。
社会人の人は、フォーマルな会話以外にも、ビジネスシーンでちょっとした会話の合間に、ジョークや世間話ができたら、会話が弾みますよね。日常会話集も良いですし、それ以上に海外ニュースにアンテナを向けておくことをおすすめします。例えば、CNNやBBC、NHKワールドなども良いと思います。英語の力も大切ですが、会話の内容は、もっと大切です!
< 英検 >
言わずと知れた日本で一番有名な試験。と言っても過言ではないのではないでしょうか?小学校や中学校、高校などでも受験をすすめられて、5級や4級、3級をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そんな記憶から、英検は大人になってからは、軽視されがちですが、実は最高にオールラウンドな試験と言えます。さらに、2級や1級などを取得すれば、TOEFLの代替として点数を換算して大学などの入学に使える場合もあります。
内容が非常に優れていて、生活から学問的な部分まで、偏りなく網羅されています。必要な物が必要なだけ収録されています。会話部分なども、実際に使われるような内容が多く実用的な英語と言えます。
そして、TOEFLやTOEICは近年では、(リスニングやスピーキングも)パソコンに向かって試験を受けることが基本になっていますが、一方で、英検は2次試験で、面接にてスピーキングの試験があるので、よりリアルな試験を言えます。
ーまとめー
差し迫った目的がある人 留学や就職で、試験の点数が必要な人は、それぞれの目的にあったテスト TOEFL 、TOEICを受けましょう。
それ以外の英語を向上したい人などは、ぜひ英検を受けて見てください。英語の力が上がっていくのが実感できますし、実際に使える英語を身につけてゆくことができるのでおすすめです。
実感できる英語力を身につける方法。
実感できる”英語力”を身につけるには、まず以下のワークフォローを見て見てください。
単語力 → 熟語力 → リスニング力 → ライティング力
<単語力>
当たり前といえば、当たり前なのですが、まず単語力。
単語の意味がわからないと先へ進みません。
ものすごく乱暴に言ってしまうと、文法や構文が全くわからなかったとしても、
仮に単語が完璧にわかってしまっていたら、英語文章の大部分の意味が見えてくると思います。
勉強法
単語をゲームのように勉強してきます。
とにかくゲームだと思って、「自分はこんな単語、使わない。」「難しい」など無関係に、知っている数を増やしてゆきます。
自分にあったレベルの単語帳を使っても良いですし、スマホのアプリを使うのも効果的です。
<熟語力>
次に、熟語力です。実は、これはとても重要です。熟語になると単語単体からは全く想像しない意味合いを持つことがあるからです。
例えばですが、
but to 〜しかない。
ex. No other opition but to (〜するしか他の選択肢はない。)
を見て見てください。
単語の”but”だけ知っていたとしたら、
But = でも
となって、熟語を知らないと意味不明な文章になってしまいます。
<リスニング力>
リスニングの力がついてくれば、それに伴って、自然に話せるようになってきます。
きちんと意味がわかって聞き取れる ≒ 自分の口でも発言できる。
時々なんとなく人の言ってることはわかるけども自分では話せないという人がいますが、それはわかった気になっていて、実は細かい点がきちんと理解できていないと言えると思います。
<ライティング力>
やはり英語を書くことが一番難しいです。英単語のスペルもしっかり覚えてゆく必要がありますし、ある程度文法や構文の理解も必要です。
ここで、話が少し戻りますが、良い勉強方法があります。
ライティングについて個別に勉強するよりも、単語を学習している時に、例文をしっかり読み込んでおくということです。できれば、暗記するくらいにしておくと、その時に覚えた例文を脳の中で、つなぎ合わせて、ライティングの時に活かすことができます。
ーまとめー
今できることを今やりましょう!
つまり単語を暗記しまくるということです。
英語において、単語力よりも強いものはありません!
知っておいて、絶対損はないはずです。
ゲーム感覚で、単語を勉強して楽しく英語を身につけましょう。
英語の勉強方法「そもそも英語はどうやって勉強するの?勉強の仕方がわからない。」
英語はできるようになりたいけど、「そもそも勉強方法がわからない!」
という、声を頻繁に聞きます。
「英語なんて、翻訳機で訳せばいいんだよ〜」
なんって声を聞きます。
もったいない!
自分自身の耳から英語を理解して、自分自身の口から英語を発信できたら、ベストではないですか!?
大丈夫です。机に向かって、まるで受験生のようにガリガリ勉強しなくて良いのです。
みなさん!今はテクノロジーの進化した世の中ですよ。もっと効率的に勉強できます。
何回かに分けて、効率的な勉強方法について書いてゆきたいと思います!
しかし、ここで大切なポイントです。
何かを成し遂げる時に、一番大切なのは、今やっていることの全体像を俯瞰しながら、少しづつでも構わないので、ゴールに一歩一歩向かうこと。
アメリカの学校では、本を読むときは、目次からしっかり読みなさい。という風に習います。漫然と1ページ目から本を読み始める人は、どこか途中で飽きてしまい、途中でその本を読まなくなってしまいます。
英語の勉強とは?<基本中の基本>
その1 <目指すべきゴール>
- リスニング(聞く力)
- スピーキング(話す力)
- リーディング(読む力)
- ライティング(書く力)
以上です。
大きく分けて、これだけができれば良いのです。明解ですね。
ただ、ここまでに至るまでの道のりが多少キツイわけです。
心配しないでください!
ゆっくり進みましょう。
日本人の多くは、学校教育で以下のような優先順位で英語を学ばされます。
- 文法・構文
- 単語・熟語
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
これは、受験をゴールとした学習だからですね。
あなたが赤ちゃんの時、日本語をどのように勉強しましたか?
上記のような順番で勉強した人は、すごいです!
本当にすべき英語学習の順番
- リスニング
- スピーキング
- リーディング
- ライティング
この中で、単語や熟語、必要に応じて構文を学んでゆけば良いのです。
「Hey men~~~~ come on~~~」
よく考えて見てください!アメリカのギャングスターが、机にかじりついて英語を勉強しますか?おそらくしないですよね、、、。
今後もっと詳しく効率的な勉強法をお伝えしてゆきますが、
今日は安心してもうために、一つわかりやすい話をさせてください。
上記の順番で勉強するには、つまり。
- 英語のドラマを"英語音声・英語字幕"で見まくる。→ 英語に慣れる。好きなる。
- とりあえず、セリフを真似して口に出してみる。→ 臨場感たっぷり大声で。
- 興味のある分野の本やネット記事を眺めてみる。→ 雑誌や見出しだけでもOK!
- SNSで海外の人の投稿に英語でコメントしてみる。→ コメントは嬉しいものですよね!
いいんです。既存の勉強方法は、忘れましょう!
最初は、遊んでいるだけのような罪悪感があるかもしれませんが、学校教育の2〜5倍のスピードで英語が身について行きますよ!
さあ!今日も、英語の旅に出ましょう!!
英語のメリット・デメリット「英語ができてしまうと人生が変わる!」
英会話学習が流行している日本ですが、まだまだ実際に英語が使える人は、多くありません。
テレビ番組でも有名タレントが、外国人が話す英語を聞き間違えたり、不思議な解釈をすることを、面白く放送するバラエティ番組が成り立つほどです。
そんな英語ですが、英語ができるのと、できないのでは、
その人自身の人生や世界感が大きく変わります。
しかし逆にいうと、本当に英語ができることが良いことなのでしょうか?
今日は、英語ができることのメリット・デメリットを皆さんと一緒に考えてゆきたいです。
英語ができる<メリット>
- 経済的にも文化的にもつながりの大きいアメリカ人とタイムラグなしで会話ができる。
- 多くの海外ドラマが、吹き替えではないオリジナルの状態で見ることができる。
- アメリカやイギリスに限らず、世界の多くの人と会話ができるようになる。
- 日本以外の海外の報道を見たり知ることができ、偏ったメディア報道から脱却できる。
- 英語以外の学習でも、英語ができない人よりも簡単で、高速になる。(英語などから成り立ったもの。例;プログラムなど)
- 街中で横行している英単語の不思議な意味に笑ってしまう。(例;T-shritに書かれた文字など。)
- 次に英語以外の言語を勉強するときに、1.5〜2倍の速度で学習できるようになる。(一度何かの言語を習得すると勉強ほうが身につく。)
- 時給や給料が上がる(?)。
- 海外製品を直接自分で安く買うことができる。
- 国際的な詐欺から身を守ることができる。(例;国際ロマンス詐欺など)
英語ができてしまう<デメリット>
-
電車の中で話している外国人の日本人の悪口がわかってしまう。
-
映画を見るときに、字幕の日本語訳と実際に英語で話している内容の微妙な違いに気づいてしまう。
- 日本人が知ってはいけない情報を知ってしまう時がある。
- 旅行などで海外に行っても、周りで英語を話している人がいても、意味がわかってしまうので、耳が疲れてしまう。
- 電車の中のアナウンスで、日本語の部分よりも、その後放送される英語の部分が耳にしっかり入ってきてしまう。
- 日本の社会にあふれているアルファベットの名詞のごちゃまぜさに気づいてしまう。(例;フランス語やスペイン語なども大量に混ざっている。)
ーまとめー
英語というパンドラの箱(世界共通言語)に触れることなく、何も知らないで、今まで通り日本を大切にして、生活してゆくことも、仲の良い既存の友達と楽しく遊ぶことも大切です!
しかし、英語を使えるようになると、急に世界が広がります。例えていうならば、ずっと地上を歩いたり、3階くらいの場所にしか行ったことがなかった人が、急に高層ビルや高所の展望台に行ったときに、見た風景のように、晴れ晴れとして、心がパッと開かれるような感覚ではないでしょうか?
また、日本のテレビなどのニュースで流れていることが、非常に偏っているようにも感じることがあります。英語がわかれば、リアルタイムで世界のニュースにもアクセスできるようになり、いろいろな視点で物事を見ることができるようになります。
英語自体ができることにメリットがあるのではなくて、英語でできる何かに大きなメリットがあると言えると思います。
さあ今日も楽しく英語の世界を旅しましょう!
はじめまして!
<英語に関するブログを始めさせていただきたいと思います。>
英語というツールを使って、世界の様々な人とコミュニケーションをとったり、仕事をしたり、とても人生が楽しくなります。
英語の楽しさをなるべくたくさんの人と共有できたら嬉しいです。
また、自分の留学経験を生かして、これから留学をしたい人や、英語を習得したい人に向けて、なるべく簡単で効率の良い方法を研究して発信してゆきたいです。
どうぞよろしくお願い致します。