アメリカの学校は、9月始まり!夏休みは3ヶ月以上!?遊びまくるぜ!(?)
日本の学校の新学期は、4月に始まりますね。
一方、アメリカの学校の始まりは、9月から始まります。
そして多くの学校が2学期制です。
学校によって違いますがイメージとして、
9月ー1月 秋学期(フォールセメスター)
1月−5月 春学期(スプリングセメスター)
1つの学期間が4ヶ月半くらいのイメージです。
その中に、ミッドターム(中間試験)とファイナル(期末試験)があります。
2ヶ月勉強して中間試験。
もう2ヶ月勉強して期末試験。
といったスケジュール感です。これは、試験も多すぎず、そして最初に勉強した内容を忘れてしまわないような時間なので、とても勉強しやすいです。
ちなみに、大きな試験以外に通常の授業内でミニテスト形式試験があり、
これも成績に加味されることが多いです。
夏休みは、5月下旬くらいから8月いっぱいまであります。
日本人的な感覚ですと、かなり長く感じますね。
しかし、実はこの期間は学生生活においてとても重要になります。
ただ単に「夏休み」なのか、それともその期間に、本当に自分のするべき事をする期間なのか?
1)家族とゆっくりバケーションを取る。
アメリカでは家族との時間もとても大切にされています。
2)海外へ行く。
普段経験できないようなことを経験できます。アメリカ人の学生としては、ヨーロッパ、メキシコ、日本などの海外へバックパッカー的に旅するのが流行っています。
3)サマースクールをとる。
通常の学期で、単位を落としてしまったものをもう一度受け直したり、早めに新しい単位を取ることによって、卒業を早めることが可能になります。
(*単位さえコンプリートすれば、いつでも卒業できるのがアメリカの学校の良いところです。)
多くの学校で、サマースクールは夏休み中ずっとあるわけではなく、最初の期間や終わり頃の期間に集中している場合が多い良いです。また、1つの科目の授業で、1週間に3-4日授業があることが多く、2週間ー3週間で1つの単位が取れるようになっているので、通常の学期にはできないような集中講座になっていて、短期間で単位が取得できます。
4)仕事やインターン、バイトをして社会経験を積んたりお金を稼ぐ。(*日本人が、アメリカ国内で働くには制限があります。)
ーまとめー
夏休み期間は、「遊びの時間」というわけではなく、自分の人生や将来を加味して、「自分の学びの時間を自由設計できる時間」という意味が大きいです。
つまり、
9月ー1月 秋学期
1月ー5月 春学期
5月ー9月 自主学期 (学んでもよし、社会経験を積んでもよし。)
といった具合でしょうか?
自主性が重んじられているわけですね。